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<19/aprile(4月)/2008> a Milano <2008年4月19日(土)>

朝6時、どしゃぶりの雨風の音に目を覚ます。。。なんじゃこりゃ。
てんこ盛りに増えた荷物を駅まで持っていくだけでも至難の業だぞー。

とにもかくにも、 朝メシ朝メシ♪昨夜はあんなに張り裂けそうだったお腹が、もうぎゅるぎゅる。やばい、胃拡張以外の何ものでもないな、これは。
手作りヨーグルトがうれしいな〜と1人で黙々いただいていると、 日本人の年配ばかり15人ぐらいのグループがどやどやと入ってこられました。
「珍しいですね〜〜」とお互いにびっくり(笑)。
さすがにバッサーノまではツアーで訪れることはないでしょうから、どうも、何かの趣味のお仲間のようで、お一人だけおじさんがイタリア語が分かるようでした。
▲意外にも雨が上がって、チャンスとばかりに、まずは駅にミラノまでの切符を買いに出ました。乗り換え含めて最もかかる時間が少ないルートということで9時20分発のを購入。
ついでに、何となく町の方まで歩いてみました。そしたら、リベルタ広場、ガリバルディ広場を中心に、朝市の準備が始まっていました!ラッキー♪

特にホワイトアスパラの露店は、あまりの美しさに見とれてしまうほど(笑)。太くて立派で甘そうだ〜〜。ちなみに、お値段は1キロ6〜8ユーロ(1,000〜1,300円)ほど。これが日本に来ると、1束で同額くらいになっちゃうんだもんなぁ。。

そういえば、昨夜のリストランテでデニスが聞いたところによると、今年の春は雨が多いから、早く固くなるため、旬の時期が通常は4月半ば〜6月半ばなのがちょっと短めになるかも、とのことでした。

そうこうしてると、また雨が。。しかも、どんどん大降りになってきて、慌ててホテルに戻ろうとするも、慌てると迷子になるのが悪い癖。。こういうとき、ものすごい孤独感に襲われて、ほんとに泣きそうになっちゃう(苦笑)

無事にチェックアウトして、幸いにもホテルを出る時一瞬雨がやみ、そのすきに〜〜と駅まで荷物ひきひき早歩き!
さぁ、ホームはどこかな〜と見てみると、、あれ?9時20分発がバスのマークになってる!?

時々あるんですよね。。。バスと列車の組み合わせ。
あぁ。。またやっちまったか。。バス乗り場、分かんないよ。。と、すがる思いで窓口のおじさんに聞いてみたら、すぐ正面を無言で指さす。。

ほ〜〜〜っ。。
バスに乗り込んですぐまた大雨に。。あぁ、、ちかれたぁ。。

パドヴァ駅までは1時間ちょっと。
思いがけず(笑)バスに乗れて、バッサーノ周辺を走ってるときは、道々ホワイトアスパラの農家の人たちによる直売店が出ているのを見ることができました。そして、ほどなくチッタデッラというかわいい城塞の町に停車する頃には、なぜかすっかりピーカンに!!ぐやじーーーっっ!

予定通り、10時40分にパドヴァ中央駅到着。11時発ミラノ行きユーロスターに乗って、13時頃ミラノに戻ってきました。
私にとって、ミラノは実は、フィレンツェなどに比べるとそんなに好きな町ではないのだけど、さすがに何となく”帰る”感覚が生まれてきて不思議な気分です。

一旦部屋に戻って、発送用の箱探しなぞちょっと大変なこともあったりして、3時頃やっとランチにありつけました。
ものすごい人でごったがえしているサン・バビラ広場の一角のカフェにて、パニーノとビールを。


会社のスタッフに頼まれたプラダのシャツを買いにモンテ・ナポレオーネ通りへ。
写真だと全くもってわかりにくいのですが、今日はバーゲン初日かい??と思うほどの混みようでした。しかも、サローネで世界中から業界人が(この場合はインテリア系ですが)集まってるせいか、セレブ〜♪な方もわんさかいました。両手に紙袋をいくつも抱えた男性を従えたマダムがグッチの店から出てきたりとか(笑)。プラダの中も、ハリウッドセレブ〜♪みたいな方でいっぱいで、バーゲンでもないのに大量買いしてる。。

もうとにかくすごい熱気でした。インテリアでこうなんだから、モーダの時期はもっとエライことになってるのでしょうか。。

▲この「INTERNI」の旗は”フォーリ・サローネ”に参加してますよ〜という目印。ちなみに、左側はモンテ・ナポレオーネ通りにあるラルフ・ローレン。街の中でも、右写真のように掛けられてたり。。

こちらが、サローネの期間中無料で配布されている(というか関連のあるお店に平積みされているので自由に持ってってOK)ガイドブック。
右は、ホテルからリストランテ、ワインバーやナイトスポット、ファッション系、インテリア系まで、ミラノの商業施設がMAP付きで紹介されています。
左は、フォーリ・サローネ対象の380ものイベント会場のデータが、ABC順または日程別に明記されています。
とてもとても全部はまわ切れるものではありませんので、ピンポイントで見たい場合とても便利な2冊です。
▲どこの店だったか失念しましたが、あんまりかわいいディスプレイなので撮ってました。▲ドリアデのサンルームコーナーに置かれたチェアータワー。
▲キューブバッグが人気のGILLIのウィンドウに飾られたヌテッラバージョン。思わずこれもパチリ。▲とにかくおっしゃれな人がいつになく多くて、人見て店見て人見て店見てで大忙し!目の保養になりました〜。でも、今日はかなりの陽気ですでに私は半袖のカットソー姿。なのに、これらモーダな方たちは、ウールやダウンやロングコートや厚手のブーツなどをいとも涼しげに着続けてるのはなぜゆえ??やっぱりおしゃれは我慢なのか?

いつもなら敷居が高いお店も、比較的オープンな雰囲気だし、何より他の人にまぎれて気楽に入ることができるのも、この時期ならでは。
ただし、店員さんにとっては既にこの状態が4日目なので、そうでなくても無愛想な人が多いのに、疲れもあって輪をかけて無愛想なところも一部あり。。
e` DePadova(エ デ パドヴァ)のショップ内。
普段はこんなバシバシ写真撮れないけど、せっかくの機会ですし。。
モンテ・ナポレオーネ通りとマッテオッティ大通りが交差するあたりに、無造作に路駐する真っ赤なフェラーリ、F430を発見!
こんなに人とクルマがごっちゃごちゃなところにまぁ。。。
▲毎度おなじみガッレリアの中に、近未来的ヘンテコなオブジェが2つも!赤い方は、休憩所と化していました。。

▲ミラノに来る前に、友人が超オススメのチョコレート屋さんとして教えてくれた”Lula”。チェントロからかなり東に外れた高級住宅地の中にあるのですが、お店自体も高級でした。お値段もそれなりにはるけれど、チョコもドルチェもラッピングも、芸術的に美しくてそして美味しい!!ピスタッチオとミルク入りチョコのジェラート(1カップ2.5ユーロ)も、上品で上質!

パラッツォの入り口でよく見かける「AFFITTASI」(貸します)の張り紙。
「ロフトでリフォーム済みで。。。」
お、いいじゃん!連絡先の電話番号も書いてある。よ〜し!

というわけには参りません。。。
▲ヴェネツィア大通りの後半部分まで初めてたどり着きました。このあたりは、新古典主義様式の荘厳な造りの建物がいくつか並んでいて、かなり威風堂々とした雰囲気です。右は、最近日本でもアメニティブランドとして知られてきた「クルティ」のショップ前にディスプレイされたインテリアたち。
昼間、たまたま通りがかったルイーニでパンツェロッティを買っておいたので、それを2つチンして、それとまたまたインサラータミスタで部屋夕食なり。オルヴィエートの白ワインでいただきます。
スーパーでワインを探す時、ほんっとにたくさんあって迷います。
今1番お気に入りのシチリアのワイナリー「ドンナ・フガータ」を見つけた時は、思わずダース買いしそうになりました。。

明日はやっとこさ、メインイベント、フィエラ・サローネに行ってきま〜す!