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<3/giugno(6月)/2009> a Cecina e Firenze  <2009年6月3日(水)>


珍しく2日目で目覚ましで起こされました。朝着パターンは初日さえ頑張れば体の慣れも早いのです。
本日も快晴なり!
できるだけ毎朝ネットでユーロの動向をチェックしているのですが、ここんとこ微妙に上がりつつあって少々びくびく・・

7時に宿を出発、サンタ・マリア・ノヴェッラ駅へ。
ここでの発着情報の表記は、何年か前からパタパタ式と電光掲示板との併用です。
ミラノ中央駅みたくパタパタ式が引退したりしないよう、ずっと現役で頑張ってほしいものです。

コンコースのバールでカプチーノとブリオッシュを食べて、7時27分発のリヴォルノ行き普通列車に乗り込みます。
9時にリヴォルノに着き、今度はナポリ行きの特急に乗り換えました。
リヴォルノを出てほどなく、一面
スカイブルー!!!

久々のティレニア海との対面です。
な〜んて気持ちいいんざんしょ。
かなづちで美白・命の私にとっては、海は泳ぐとこでも焼くとこでもなく、見るところ。ずーっとずーっと見ていたい〜〜♪
海岸線から若干町なかに入ったなーと思ったら、チェーチナ駅到着。
特急だとリヴォルノ駅からは1つ目で15分ほどの距離にあります。

なぜにチェーチナ?かと言うと、
去年ミラノのMACEFで出会ったフレグランス商品メーカーの直営店を訪れるため。一目ぼれしてぜひ取り扱いたい商品があるんだけど、日本と取引したことないから輸出できないと言われ、「工場に取りに行くー!」と言ったら(ちなみにやり取りはメールではなくFAXです・・)「しょうがないわねー(とは言われてないけど)、全商品を置いてる店があるからそこなら来てもいいわよ」と、教えてくれました。その念願の商品がこちら!フレグランスシート、です。
19世紀に形成された新しい町ゆえ、道も広くてお店も多くて、やや近代的な、かつゆったりとした印象を受けます。
海に近い町特有の情緒や雰囲気もそこかしこに漂っていて、何となくゆる〜いカンジでいいですな〜〜。

→ぶらっと通りがかった公園にあった町の案内板。
私がいるのは「▼このへん」と赤で書いた辺り、つまり、線路をはさんで海とは逆側におります。
3キロも西に向けば、延々と続くビーチがあるのね〜〜
空気の匂いだけ感じとこ〜っと。
町の中心にある教会で、しばしの休息。
午前中だというのに既に日差しは痛い痛い!
別世界のようにひんやりとした空間は心からほっとします。

実は特に観光スポットがあるわけではないので、あとはひたすら各商店のウィンドウを見て回るのみ(笑)。

無事に直営店も見つかり、FAXのやりとりをしていた人とも会えて商品を調達することができました。
輸入してもらえないゆえ、次に入荷することがまた困難な状況なのですが、商品の動きやお客様の反応をみつつ今後の取り扱いを考えようと思ってます。

帰りの列車の時間までまだたっぷりあるので、バールでパニーノとビールでお昼ごはん。イタリアではビールは生も缶もキンキンには冷えてないのがフツーですが、この暑さではそれでも旨い!
何だかどのバールもいちいち海の家っぽい雰囲気でした(笑)

1時過ぎのリヴォルノ行きに乗って、フィレンツェへと戻ります。
今回は乗り換え駅としてのみ降り立ったこのリヴォルノですが、メディチ家が築いた"ルネッサンス後期最後の理想都市”と言われる美しい町だそうです(第二次世界大戦の被害で古いものはほとんど残ってないそうですが・・)。
海幸料理も美味しそうなので、いつかゆっくり訪れたいな〜〜(やっぱり食い気か)。

夕方はフィレンツェで一仕事。
今までは、日中ホテルに荷物を置きに戻っても、時間がもったいないからとすぐにまた出かけるといった感じで、我ながらほんとタフでしたが、今回はなーんか疲れやすくて、1時間くらい部屋で休憩することもしばしばでした。
言いたかないけど、年を感じます・・(苦笑)


19時半、おなじみペルバッコのNAOさんと合流し、ソスタンツァ トロイアへ!
ここのお店、5年半前に一度一人で来たのですが、相席だったのでちょっとモジモジ(苦笑)。でもお肉最高の庶民派トラットリアです。
先日、ペルバッコさんブログでここがが紹介されていて、想い再燃、NAOさんにお付き合いいただきました。

事前に予約していただいたのですが、2回転制になっていて、第1便の7時半入店とのこと。相変わらずの人気店です。
前回よりな〜んとなく店内の雰囲気も洗練されたような。。
↑フェガトのクロスティーニはこれでもかーのてんこ盛り!レバーがほろほろと柔らかく美味い!
その右、ポッロ・アル・テガーメは鶏胸肉のバター風味焼き。フィレンツェでバターを使ったお料理って珍しいけど、これも絶品!左下は、なんとオムレツ!トルティーノ・ディ・カルチョーフィ、アーティチョークのオムレツなんです。これもまた珍しい。
少し塩が強めですが、これも少しバター風味で癖になる美味しさです。 最後のファジョーリが心からほっとする〜〜〜。

キャンティ1/2とお水で締めて2人で51ユーロ(約7,000円)は大満足でしょう!!
次はやっぱりまたビステッカ食べに来よっと♪

TRATTORIA SOSTANZA TROIA
Via del Porcellana,25r
tel: 055 212691(要予約)

今夜は2回転目のお客さんが比較的少なかったのか、 9時過ぎまでゆっくりいられました。

9時15分のアルノ川。
気温もすーっと下がって風も心地よく、この時期本当に癒される時間帯です。

NAOさんのご主人が勤めてらっしゃるリストランテ&エノテカに、ドルチェをいただきに行ってきました。

オルトラルノ地区の静かな広場の一角に、もったいないほどおしゃれな空間が突如現る(笑)。
静かで大人な時間が流れています。

今日のオススメのドルチェの盛り合わせとそれに合うディジェスティーヴォをいただきました。東京の高級イタリアンのドルチェみたい〜♪見た目もお味もおしゃれです。

PANE e VINO
Piazza di Castello,3r (カッライア橋とヴェスプッチ橋のちょうど間くらいに建つ大きな教会のある広場)
tel: 055 2476956 日曜お休み

さすがにとっぷりと夜の帳に包まれた10時半頃、翌朝日本に向けて出発するというNAOさんと解散。
いつもおつきあいいただき感謝です。
私が大好きなイタリアの地で、いろんな苦労がありながらもちゃんと地に足着いて頑張ってる日本人女性を見てると、心からうれしいと思うし、私も頑張らなきゃーと、思います。

さて、明日はフィレンツェ最後の1日。基本お仕事、でもちょこっと観光(笑)。