旅日記(オススメレストランやホテル情報もあり) 今月のお土産プレゼント 店主のつぶやきBlog 店主のひとりごと イタリア語のお勉強中の方へ ミラノ情報・2003年〜2005年 美味しいレシピ満載です! リンク集 フィレンツェのホームステイをご紹介しています お買い物代行承ります 翻訳サービスはじめました 直接商品をご覧いただけます
 
HOME > 旅日記
 
 

18/novembre(11月)/2011> a Milano <2011年11月18日(金)>


朝9時発のミラノ行きの列車に乗るべく、早目に準備してチェックアウト。
スーツケースは既に28キロになっており、更に別の荷物もあって、スタッフの女性は目を丸くしてました(苦笑)
お宿の例の階段をえっちらおっちら一緒に運んでくれて、助かりましたぁ・・(^_^;)

さて、フィレンツェ駅に到着して電光掲示板を見ると、私が乗る予定の列車(アルタヴェロチタ・フレッチャロッサ)の右端に「10分遅れ」と出ています。とにかく構内が寒くて、待つ間も手がどんどんかじかんでく〜〜
そのうち、表示が「15分」「20分」とどんどん遅くなり、多分列車が入ってくると思われるホーム周辺は同じ列車を待つ人たちでごった返してきました。
やっと9時10分にホームの番号が表示され、どどーっと人が動きます。
列車が到着し、スーツケースとキャリーに括りつけた段ボール箱と豚さんバッグを抱えた私は、いつもそうするように、先にキャリーの荷物を上げて・・・をしようとしたところ、目の前に並んで待っていた女の子がひょいっと私の28キロスーツケースを抱えて運びいれようとしています。え〜重いのに〜〜!と焦りつつ、私も他の荷物と一緒に乗り込み、ありがとう〜〜!!とお礼を言ってスーツケースを自分のもとに引き寄せようとすると、「いいのいいの。席何番?」と言ってそのまま転がしながら持っていきます。その際、フード付きのパーカーを着ていた彼女がフードを取ったのですが、明らかにイタリア人ではない、多分アフリカ系の移民らしき容姿。
実は、たまたま10月にイタリアを1人旅した友人がいて、彼女から”列車内スリ未遂事件”を今回の旅の前に聞いていたところでした。3人連れの移民系の女性たちがいて、友人が荷物を上の棚に上げるのをその女性達の一人が手伝っている隙に、ななめがけしていたバッグから別の女性が財布を抜き取り、それに気づいた友人が大声で叫ぶと、びっくりした彼女たちの手から、財布がぴょ〜んと飛んで戻って来たとか(苦笑)。結局事なきを得たのでよかったのですが、そのフードの彼女の姿を見た瞬間、思わず周囲を素早く見回し、仲間らしき人がいないかをチェックすると同時に、自分の豚バッグもガシッと抱え直して身構えました。
が、どうもほんとに1人のようで、結局私の席までスーツケースを転がして持ってってくれて、席と席の隙間に滑り込ませて収納までしてくれました。ほっとして「ありがとう」とにっこりすると、彼女もにっこりして、でもそこから立ち去ろうとはしません。
そう、単なるチップの要求でした。
コートのポケットをまさぐり、たまたま入っていた1ユーロコインを差しだすと、「GRAZIE」と言って走って行きました。
ふ〜やれやれ。人を見た目で判断しちゃいけないとは思いつつ、やっぱりねぇ。。(^_^;)

結局、20分遅れで列車は出発。11時に無事ミラノ中央駅に到着しました。

←今回のホテルは、ガリバルディ通りのカーライル・ブレラ・ホテル! 初めての利用です。
夜が早くて淋しいから、ちょっと賑やかな所に滞在したかったのと、やはりこの時期はこのクラス(4つ星)でもお安め(1泊98ユーロ)なのが決め手です。


→フロントマンたちは可もなく不可もなく、といったところですが、お部屋は広くて快適だし、バスタブつきだし、カードキーなので持ち歩けて便利だし、周辺はお店も多いし地下鉄も近いし。。ということで、お値段さえよい時期ならここも常宿候補に入りそうです。

Carlyle Brera Hotel
Corso Garibaldi,84
http://www.hotelcarlyle.com/it/

←昨日の朝、フィレンツェのお宿でニュースを見てたら、これらベネトンの広告が出てきてびっくりしていたところでした。
ブエノスアイレス通りのベネトンショップで初めて実物に見入ってしまった、の図。
さすがに法王バージョンはここにはありませんでしたが。


↑ランチを取り損ねていたので、ホテルの近くのパン屋さん、プリンチのイートインスペースで切り売りピッツァを1切れだけささっといただきました。ここはいつもお客さんで混み合っている人気店。ミラノには他に3軒あって、ロンドンにも出店しているそうです。
→夕方4時頃のドゥオーモ。
既にファサードは夕暮れ色に染まってきています。


↑ガッレリアの中に入ると、中央十字路の辺りがわさわさしています。近づいてみると・・・モザイクの入れ替え作業中!
これ見るの、けっこう好きなんです。ほんと適当にカンカンって、ノミみたいな道具で石をカットしてそれを1個1個埋めていくのですが、ちゃーんときれいに収まるのを見てるのが楽しい(笑)。同じ理由で、石畳の石の入れ替え作業を見るのも好きです。変かしらね?

←お惣菜屋さんのような、魚屋さんのようなコチラ。
今夜のディナーのお店です。

20時、ミラノの友人TOMOさんと待ち合わせてやってきました。
その名も”ロッフィチーナ・デル・ペッシェ(お魚工場)”。
まさに、魚屋さんの店先で食堂を開いている感じです。

→メニューは、もちろんシーフードのみで、生かグリルの2種類のみ。パスタメニューはありません。
とりあえず、ミスト・クルード(生の盛り合わせ)を2人分いただいてみました。
ん〜〜〜どれも美味しい!!臭みはゼロで、ほんとにフレッシュ。それぞれのマリネなどのお味もいいし、白ワインが進みます。
ちゃんとキッコーマンの卓上醤油も各テーブルに置いてあるので、日本風にいただいてもいいかもです。


↑グリルは、ガンベリとスカンピ(両方ともエビ)を4尾ずつお願いしました。オーブンで焼いて、オリーブオイルとレモンとイタリアンパセリをかけただけのシンプルなものですが、エビたちの香ばしい香りが食欲をそそり、これもほんっとに美味しかった!
ドルチェはクレーマ・カタラーナともう1つスポンジケーキのようなもの(名前分からず)をわけわけ。


↑伝票は、ローマの下町風な手書きでした(笑) 結局、盛り合わせもグリルも、メニューはあってないようなものなので量を適当に言うと、それなりにお値段はするようです。(盛り合わせ32ユーロ。海老グリル24ユーロ)
ご飯を食べるというより、つまみで1杯というスタイルにオススメ!

L'Officina del Pesce
Via Varese,14(地下鉄MOSCOVA駅近く)
tel: 02.62064325
火曜と金曜のみ10時〜15時まで魚屋さんとして営業
食堂は17時〜23時まで(日曜、月曜お休み)


明日はクレモナに日帰りの旅〜!