HOME > 店主のひとりごと     バックナンバー ■食器洗い機　(2003/01/22) つい最近、ここ数年夢見て恋焦がれ、欲しくてたまらなかったモノをついに購入しました。 それは、食器洗い乾燥機。 電器屋さんで見かけるようになったのが6〜7年前。でもその頃は、機械に食器がちゃんと洗えるのかしらん..と、全くその機能を信用していませんでした。 それに、主婦として、いくら仕事を持っていて家事が大変とは言え、そこまで手を抜いちゃいけないんじゃないかしら....と古き固定観念に縛られてもいて、全く雲の上のような存在だったのでした。 ただ、いかんせん、私の嫌いな家事ワースト1、2を争うのが、食後の片付け。 仕事からの帰りが連日深夜になることも多く、疲れて帰宅して、流し台に朝食べた後の、下手すると前の晩に食べた残骸が積みあがっているのを見たりすると、へなへな〜となってしまう。 以前は、洗い物をしている時の、頭の中が”無”になるのがキライじゃなかったけれど、ここ数年は特に、この洗ってる時間をもっと他のことに使いたいし、ほんと言うと眠りた〜い！と節に願うようになってきたのです。 そんな時にフィレンツェのニーデの家にホームステイすることになったのですが（買い付け日記コーナー参照）、欧米では、システムキッチン自体に食洗機やオーブンなどがビルトインされている家庭がほとんどで、ニーデの家にも当然食洗機はありました（左下写真のようなイメージです）。 食ベ終わってひとしきり楽しい会話を楽しんだ後、私のようにただ流し台に食器を置いておく不精なことはなく、さっさと片付けに入ります。少しだけ水を流して食器の大まかな汚れを落とし、中に並べて洗剤を入れてセット完了！簡単！後は機械にまかせてリビングに移ってテレビでも見ましょっと。 ここで食洗機のありがたさを身をもって体験し、やっぱり欲しい...と思いが再燃したのでした。 帰国して、イタリア語のお勉強ももちろん大事なんだけど、この素敵なマシーンへの研究の方がしばらく熱心でした。 6〜7年前に出た時よりも、随分お値段も手頃になっているし、洗浄力もＵＰしているようだし、何より賃貸マンションなのでビルトインは不可能だから置き型しかダメなのですが、この置き型も随分進化していて、サイズがほんとにコンパクト！我が家の流し台の横の狭いスペースでも大丈夫！良し決めた！決めたら早いぞ！ 簡単な設置工事が無事完了して、最初にこの機械様に洗っていただいた時の感動ったらもう....（涙） ちゃんと説明書通りに食器やカトラリーなどをセットさえすれば、汚れは完璧に取れます。 多少、パンフレットに記載されている”4〜5人用””30枚分”などの量の表示には無理があると思いますが（苦笑）....　でもでも満足。大満足。 お鍋や繊細なグラスなどは手洗いにしているのですが、横で機械様がガぁーッと動いてくれていて、一緒に洗ってるぅ♪と思うと孤独じゃないし！（暗っ） それからは、残骸が流し台にてんこもりになることなく、毎日明るいキッチン生活を送っており、機械様が働いている時間、他の家事をしたりイタリア語のお勉強をしたり、はたまたいさぎよく寝ております。はい。 ▲ちなみに購入したのは、ナショナルのNP-35S1-Cです。