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<第27回 カルチョーフィ(アーティチョーク)を自分で調理して食べたい!> (2008/10/01)  <バックナンバー>

「カルチョーフィ」ってご存知ですか?「アーティチョーク」という名前のほうが、馴染みがあるかもしれません。じっくり茹でて、ガクの下の部分を歯でしごき、にんにくマヨネーズで食べる、という食べ方が一番知られているでしょうか。 
輸入食材店の水煮の瓶詰めやレストランでそれ以外の姿をみかけたりして「どうやって調理するのかな」と興味をもたれたことのある方に、今回はイタリアンマンマ流の下処理の仕方と、簡単で美味しい食べ方をご紹介したいと思います。

栄養価が非常に高く、鉄分や繊維質など特に女性のカラダにとって優しい野菜のひとつとして挙げられるカルチョーフィは、栄養分を食事でキチンと摂るイタリア人にとって、日々欠かせない野菜です。下処理の仕方さえ覚えてしまえば、さまざまなレシピで楽しめる身近にしたい食材ですので、デパートや輸入食材店等でみつけたときは、ぜひお試しください。下処理の仕方は、こちらの写真を順に追ってごらんください。一見、面倒に見えますが、一通りやってみれば大したことではありません。 私が今回お薦めする簡単なレシピは「イタリア版天ぷら」。イタリア語では「frittoフリット」といいます。小麦粉の衣でさっくりと揚げ、リグーリア地方が発祥の有名なソース「ペスト ジェノベーゼ」と共にいただきます。もちろんこのソースは、茹でたてのパスタに和えても美味しいですよ。

<材料> 直径15cmほどの大ぶりなカルチョーフィ1個分、小さなものの場合の2個分
衣/ ・小麦粉 80g  
・塩 一つまみ  
・オリーブオイル 大さじ1  
・ガス水(冷水)150cc  
・揚げ油
ジョノベーゼソース/・ バジルの葉 1つかみ  
・にんにく 1/2個(みじん切り) 
・パルメザンチーズ(粉末)大さじ2
・エクストラヴァージンオリーブオイル大さじ2  
・松の実大さじ1  
・塩一つまみ

1) 下処理が終わった状態のカルチョーフィをさらに薄く切って、衣の材料をすべて混ぜたものに着けて油で揚げる。揚げ油は、イタリアではピーナッツオイルが主流。
2) ジョノベーゼソースの材料をすべてすり鉢に入れて、ひたすらする。5分もあれば緑色の美しいソースの出来上がり。

3) お皿の上に2)のソースを添えて、揚げたての1)をのせて盛り付ければOK。


ジェノベーセソースが苦手の方は、粗塩をつけて食べてもとっても美味。食感をより楽しめます。
下処理の終わったカルチョーフィを茹でて、パスタに和えたりピッツァにのせて焼いたりすれば、かなり本格的なイタリアンに。あと、グラタンもいけますよ。                  

                            
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