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<第32回 イタリア料理には欠かせない、ナスを使ったお手軽前菜> (2009/03/01) <バックナンバー>

イタリア人の野菜好きは、そのレシピの膨大な数を見てもわかる通り。そのレシピも、お野菜そのものの自然の味を楽しむものが多数あります。その中でも、ナスは一年中手に入るイタリア人が大好きなお野菜の1つ。前菜からメイン料理、グリルから煮込み料理までと幅広く使われます。一方で、シンプルにオーブンでグリルして美味しいオリーブオイルをかけて食べる、というのも好まれる食べ方です。また、特にイタリア特産の甘いトマトはナスとの相性が抜群なので、トマトとあわせることも多いです。  今回は、日本でも手に入りやすくなったイタリア産のトマト缶やトマトソース(passata/パッサータと名前)を使ったナス料理をご紹介します。

<材料> 4人分 <所要時間> 約15分
・ナス(大きいもので2本、日本の小さめのものは3、4本) 
・トマトソース 300g
・にんにく 1片  
・赤唐辛子 1本  
・バジルの葉 1束  
・パルメザンチーズ(粉)少々
・EXヴァージンオリーブオイル 20g 
・塩・胡椒 適量    

1) ナスを斜めに薄切りにし、なるべく大きい面積をとる。グリル用のプライパン、もしくはオーブンやトースターで、油を使わずこんがりと焼き色を付ける。
2) 1)のナスにバジルの葉をのせ、パルメザンを軽くかけ、爪楊枝でロール状に留め、塩・胡椒で軽く味付けをする。
3) つぶしにんにくと赤唐辛子をフライパンにいれ、オリーブオイルでゆっくりと温めて香りを出し、にんにくと赤唐辛子を取り出し、トマトソースを加える。

4) 2)のナスを3)のフライパンに戻し、残りのバジルの葉や茎を加えて、 5 分ほど煮る。
盛りつけます。

ポイントは、ナスをなるべく大きい面積で斜めに切ることと、焼き色をこんがりと美しくつけること。見た目が良くなります。 ナスは油をいくらでも吸い取ってしまう野菜なので、カロリーを考えて最初のグリルは油を使わずに行います。グリル用のフライパンが1つあると、お肉を焼くときにも、縞模様に付く焼き色は美しく、また油を適度に落としてくれますので重宝する調理器具の一つです。
写真の出来上がりでは、バジルのドライハーブを最後にかけています。生のバジルが手に入りづらかったら、ドライハーブでもOK。大きめの白いお皿にのせ、トマトソースをたっぷりかけて盛り付けてみてください。 ちなみに、イタリア料理でこのように「ロール状」になっているものを全般的に「Cannoli カンノーリ」と呼びます。リコッタチーズが詰まったシチリア島の名物お菓子の名前と一緒です。また、ミートソース等が詰まった大きな筒状のパスタ「Cannelloni カンネローニ」というのも、語源は一緒です。                         

                           
 
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