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<22/Gennaio(1月)/2001> a Bergamo vol.1 <2001年1月22日(月)>

Il cielo e` nuvoloso.....(空は曇ってます.......) Mi preoccupo un po'......(ちょっと心配.....)

今日はベルガモへの日帰りの旅です。
7年前に初めてイタリアに訪れた時に、たまたまこの地を訪れ、秋晴れと共に景色の美しさがとても印象に残っていて、また行ってみたくなったのでした。
でも、あいにくのお天気で景色はちょっと期待できなさそうです.....
前日に、駅の時刻表でベルガモ行きの時間をチェックし、10時10分発と書いてあったのでそれに合わせてホテル を出ます。
窓口に行くまでに、タッチパネルで切符を購入するマシーンが数台設置してあるので、試しにそれで買ってみ〜ようっと、操作を始めました。すると、乗りたい10時10分という時間が出てこなくて、次が11時20分発となっている......
??? 結局窓口に行って聞いてみると、やはり、11時20分までないとのこと。
時刻表と実際が異なることはよくあるみたいで、そこはもう”イタリアだから”で苦笑いするしかない(苦笑)。

月曜の3時くらいまでは多くのお店は閉まっています。しょうがないのでウィンドウをのぞきながら時間をつぶしました。
結局20分遅れで列車は出発。
約1時間揺られて窓の外が急に開けたなと思ったら、そこはベルガモ駅。
売店で”Un biglietto dell'autobus(ウン ビリエット デラウトブス/バスの切符を1枚)”と言って購入。1枚1,600リラです。目の前の1番乗り場にバスが停車しており、念のため運転手さんに、
”Va alla fermata di funicolare?(ヴァ アッラ フェルマータ ディ フニコラーレ/ケーブルカー乗り場へ行きますか?)”と確認して乗車。
後でチェックして分かったことは、「1番A」という表示のバスだと、ケーブルカー乗り場に停まらずに、そのままベルガモ・アルタの街まで行ってしまうみたいです。

バスに乗って3、4分でケーブルカー乗り場に到着。
さっき買ったバスの切符で乗れます。  
ケーブルカーに乗ること3分、で、Bergamo Alta(ベルガモ アルタ)に到着。
Altaとは”(高さが)高い”という意味で、 citta alta(高い街)を意味します。その反対はBassa(バッサ/低い)で、実際にケーブルカー乗り場までの街はBergamo Bassa(ベルガモ バッサ)と呼ばれています。

都会的なBassaの街から一転して、Altaの街は中世にタイムスリップしたかのようです。細い石畳の緩やかな坂道の両側には、歴史を思わせる建物が並んでいます。
今度は、サン・ヴィジリオの丘へ行くためのケーブルカー乗り場に向かいます。こういう表示の標識がいくつも立てられてるので、迷子にもなりません。
小さくてひっそりとしたこの街にも、中心となる広場、ヴェッキア広場があり、そこに隣接してサンタ・マリア・マッジョーレ教会という美しい教会←が建っています。正面の柱廊式玄関が特徴的。
小さなトンネルを抜けると、すぐ右手にサン・ヴィジリオ行きのケーブルカー乗り場があります。ここだけぽっかりと真新しい感じが。
自動販売機で(小銭か1,000、2,000リラの紙幣が必要)片道分の切符(1,600リラ)を購入。
約4、5分でサン・ヴィジリオの丘に到着。
Che freddo!! むちゃむちゃ寒い!!
やっぱり景色は残念無念.....はぁ〜....
何日か前に雪が降ったようで、屋根や地面に雪がちらほら....
別荘地のようで、フィレンツェの時に訪れたフィエーゾレに雰囲気が似ています。あと、Ristorante Albergo(ホテルとリストランテがくっついたタイプ)が何軒か見られました。

こんな寒い時にここまで来る観光客は少なく、閑散としています。
しょうがないので目をこらして景色を見つめながら、トボトボと歩いていました。
すると、前の方から初老のイタリアーノが、こちらをじっと見ながら歩いて来ます...... (つづく)