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7/novembre(11月)/2009> a Alessandria e Milano <2009年11月7日(土)>


6時、すっきりした目覚めで起床。
7時朝食。ここのホテルの朝食は、パンもフルーツも程よい盛り具合なのがうれしい。しっかりといただきました。

7時半にホテルを出発。
徐々に明るくなる東の空を背に、ドゥオーモがより幻想的に見える時間です。
気温は3度できりりと空気は冷えてますが、ここイタリアに、ミラノに、今立っていることの興奮で気持ちは熱い!

今日は、9月の見本市で出会って初めて取引きすることになったメーカーを訪問するため、アレッサンドリアという町に行ってきます。位置的には、ミラノとトリノとジェノヴァを結ぶ三角形のちょうど真ん中辺り。ピエモンテ州に属します。
ミラノ駅から一度乗り換えて1時間半ほどで到着。


↑駅を降りた瞬間から「あ、好きなタイプ」と思う町(笑)。優雅で落ち着きのある街並みで、ゆったりとした広さを抱える通りの両側に並ぶ商店も洗練されています。一部の通りには既にクリスマスイルミネーションの飾り付けもされていて、夜までいようかと真剣に悩みながら、また、あちこちもっとゆっくり見たい気持ちをグッと抑えてアポイントの時間通りメーカーのオフィスに向かいます。
今日は土曜日で本当はオフィスがお休みだそうですが、私がこの日しか無理だったため、担当のエリザさんは1人で待っていてくれていました。
そこでは工房も兼ねているのでその見学や、輸出にあたっての最終確認など、小一時間ほど過ごした後、彼女がお昼に誘ってくれました。本当は列車の時間まで一人で町の散策をして、どこかでピエモンテ料理に舌鼓〜♪と思っていたのですが、せっかくなので喜んで承諾。


↑連れて行ってくれたところはチェントロにあるオーガニックカフェ。基本バールですが、食事もしっかりできる模様。
ピエモンテならではのものを無理やり選んで(苦笑)、ゴルゴンゾーラを使ったかぼちゃ入りニョッキを注文しました。
グラスワインにはもちろんバルベーラを。 おっ!ニョッキ旨い!だんだん重くなってくものの、ぺろりと完食。
ドルチェには、ホットチョコソースがかかったロールケーキを2人とも注文。これがむちゃむちゃ旨かった!!
さすがチョコレートの都、ピエモンテ!と、エリザに苦笑されながらも一人悦に入る私・・
今回の旅では、本当は直前までトリノに行くつもりだったのですが、急きょアレッサンドリアに行くことになったので断念したのでした・・本場のビチェリン(ホットチョコにエスプレッソを加えたもの)、飲みたかったけど、次の楽しみにするとしよ。

結局、ご馳走してもらって、さらに駅までクルマで送ってもらって、まだ会ったの2回目なのに、私のつたない言葉じゃ会話もちゃんと成り立ってるわけじゃないのに、何だか別れがやけに名残惜しく・・。
ふと、亡くなった祖母がよく言ってた言葉を思い出しました。「ごはんを一緒に食べて初めてほんまに仲良うなれるもんや」
お誘い受けてよかった♪

ちなみに、このメーカーから仕入れた商品はスティックタイプのディフューザーです。とても自然ないい香りなので、ぜひお試しくださいませ♪

ミラノに戻るとついに雨が・・(涙)

何枚ここのウィンドウの写真を撮ってきたかしらー。大好きなカッフェ”COVA”のウィンドウ。
晩秋らしい色合いとディスプレイでしばし目の保養を。
モンテ・ナポレオーネ通りのヴェネツィアングラス店のディスプレイは、何とも美しいナターレ仕様。
ブランドショップが立ち並ぶこの通りはどこも華やかですが、この一角はひと際まばゆく輝いていました。


↑昨夜夕食をともにしたTOMOさんに「かなりディープですが美味しいお店です」と連れてってもらったリストランテ。
いや、リストランテじゃなくて”食堂”ですな(笑)。
長テーブルがざざーっと並んでいて、つめつめに相席も問答無用な感じで、お店の人もみんな超忙しそう。
7時半過ぎに予約なしで行ったら、9時までならいいよということで急いで開いてる席へ。量が半端じゃないくらい多いそうなので、プリモ1品で。私はポルチーニ茸のタリアテッレを、TOMOさんはここのお店の名前がついたペンネ(辛いトマトソース)を注文しました。
ほんっとに、半端じゃないボリュームでした。↑↑このお皿、軽く直径30センチはあったんですが、それに大盛りですから・・。でも、パスタもソースも美味しくて、2人とも完食です!すごっ!
赤ワイン1本とお水で締めて40ユーロ(約5,400円)も満足です。

  CUCINA da "OSCAR"
  Via Lazzaro Palazzi,4 (M1線ポルタ・ヴェネツィア駅から徒歩5分)
  tel: 02-29518806
ほんとに9時きっかりに追い出されたので、近くのバールで食後酒タイム。
彼女はリモンチェッロで私はアマーロ。さすがBARには、アマーロだけでも何種類も置いてあるようで、何がいいのか聞かれました。
夜1人だとバールでこんな風に過ごすのはまだちょっと怖いけど、誰かと一緒だとやっぱりうれしいなぁ。
どんどん雨は本降りに。
はぁ・・またまた大荷物と共に涙の出発となるのでせうか・・。

明日は早くも帰国日。
スフォルツァ城博物館、初見学だー!