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7/dicembre(12月)/2010> a Firenze e Siena <2010年12月7日(火)>


今朝の目覚めは5時。さすがに足は鉛がついてるみたいに疲れがたまった感あり。
寒さからか部屋の乾燥からか、喉がちょっとおかしいぞと思って昨夜のうちに飲んでおいた葛根湯ドリンク(これも旅の必需品)が効いたのか、風邪っぴきは免れたかも♪
朝食をしっかりいただき、7時半にチェックアウト。タクシーで中央駅に向かいます。
まだ薄明るい中、夜通し点いている町のイルミネーションがぼーんやり浮かびます。次にこの時期にミラノに来る時は、更にパワーアップしているかも。。


←ミラノ中央駅。ホーム内の壁に巨大広告を打ち出してるのは、韓国の自動車メーカー・ヒュンダイでした・・ちょっと淋し。
一応3つのアーチ型の開口部に合わせたように、きれいにかたどったデザインで構内の雰囲気を保とうとしてる?

8時15分発のナポリ行きフレッチャロッサ(新幹線)でフィレンツェに向かいます。
前回、ローマから乗ってフィレンツェで停車した駅がいつもの中央駅じゃなくて危うくボローニャまでひとっ飛びしそうだったのを教訓に、今回は切符を買う際、しっかり確認しましたとも。
今回も、自販機で無事に特等席(車両の端っこの1人席)が取れたのですが、席に行くと赤ちゃん連れのイタリア人ご夫婦が既に座っていて、同じ車両内の別の席と替ってほしいとのこと。ここは優先席も兼ねているので、そういうことなら仕方あるまい。直感で彼らを信じてよさそうだったので、私の特大荷物達を置いたままにして見てもらい、車両中ほどの席へ移動しました。


↑予定通り10時にフィレンツェ到着!駅を降りた瞬間、もわ〜〜〜っ。暑っ!雨がしっかりと降った後のようで、その湿気もすごいです。極寒のミラノとの温度差にちょっとびっくり。ダウンコートがじゃまだー!
前回利用したB&Bにチェックイン後、荷物を置いてすぐに出かけます。
さてさて、フィレンツェのクリスマスツリーはどんなんかな〜と、まずはドゥオーモ広場へ。
ミラノのツリーがでかすぎたゆえ、かなり小ぶりに見えましたが、それでもやっぱり本物の木は迫力大!フィレンツェのシンボルマーク・百合の紋章だけのシンプルさで、遠目でも華やかに見えます。


↑実は今回のフィレンツェ滞在、日中は3時間しかありません。正味2時間半で買付けとお買い物代行とフィレンツェ限定のお土産買いをこなせばならず、若干慌てております。ヴェッキオ宮殿も挨拶がてらパシャリ。通りのイルミネーションのこちらも百合の紋章バージョンをぱしゃり。


↑レプッブリカ広場に面する老舗カフェ”Gilli”のウィンドウ。ナターレバージョンもかわいい!
なんとか予定をすべて終え、バールでお昼ごはんのパニーノと生ビールでほっと一息。

←ところ変わって、ここはシエナ!
14時過ぎのシエナ行き直行バスに乗ってやってきました。
シエナのツリーは、私も大好きな広場、サリンベーニ広場に飾られていました。
3方を囲む14〜16世紀のパラッツォたちの壁にも、少〜しだけ白いカーテンのような電飾がかけられ、白いオーナメントだけのシンプルなツリーと調和しています。


↑ポスターの買い付けなどを無事に済ませ、薄暗くなっていくと同時にキラキラと輝きはじめた各通りを小走りでまわる!
道幅がどこもそれほど広くなく、街灯自体が少ないシエナでは、両側の建物が黒いシルエットになってイルミネーションがより神聖な雰囲気に見えるから不思議です。胸キュンなシーンばかりでほろりと泣いちゃいそ(笑)。

ふと、カンポ広場はどうなってるんだろ。。と広場まで走って戻る!
が、特筆すべきものはナシ・・(苦笑)

でも、広場から放射線状に続く小道から、ちょこっとのぞき見える星型の光たちが肉眼にはとてもロマンチックできれいでした・・


↑さきほどのツリーも白く浮かび上がり始めました。マッテオッティ広場にも、青白い光を放つツリー型のオブジェが1本。
色々名残惜しいのですが、17時過ぎのバスに乗って再びフィレンツェへと戻ります。

←すっかり日も暮れたフィレンツェです。
普段の夜灯る黄色い街灯に少し花を添えるような感じの控えめなナターレバージョン。
右側の、ストロッツィ宮の切り石積みの壁との雰囲気もマッチしすぎ!あぁうっとり。。
→こちらはカルティエのフィレンツェ店。
巨大リボンは・・・ないようです。町の雰囲気にそぐわないもんね。


↑もちろん、昼間通った百合の紋章の通りにも行ってみました。どの通りも奇をてらってなくて優しげで、なんだかフツーにほっとします。これぞ、ザ・ナターレ。

←ツリーは・・・やっぱり点いてなーい・・(涙)

旅の直前に、フィレンツェは12月8日の祝日から点灯だって聞いてたので、諦めてましたけどね。。
真っ黒なのはやっぱり淋し。
点灯式当日の朝に発つ私って、オマヌケよねぇ・・



↑さて、おなじみニーデのお家でございます♪
6月に来た時にリフォームが完成したばかりだったダイニングキッチンで、ソニアと、ちょうどホームステイにいらしてた日本人の女性、途中で加わったフィレンツェ在住の日本人AKIKOさんと5人で夕食。
食卓テーブルも新調したそうで、6人でもゆったりサイズ。クロスもクリスマスに合わせて赤でコーディネイト。


↑あちこちに置かれた飾りつけも、ツリーこそありませんでしたが、どれも大人っぽくて独創的。
さすがニーデ!


↑本日はプリモから。トロフィエ(ねじれたショートパスタ)のジェノベーゼに、セコンドにはニーデのお得意、ナス入りミートローフ&ペペローネのマリネ。


↑インサラータは、おなじみマンダリーノ(みかん)入り。ちなみにこのマンダリーノ、単体でこれにお塩とオーリオをかけただけでも旨いんです。最後は、ソニアお手製チョコ入りケーキ!グラ〜ンデ!でも、ブォニッシモ!
相変わらず美味しい手料理に、楽しい会話。今日はアレッシオがいなかったので、ソニアともたくさん話ができてそれもうれしかったり。。

近い再会を約束して、いつもの別れの挨拶をしっかりと交わし、10時半頃ニーデの家を後にします。

←日中はたくさんの露店で賑わう通りも、夜は静まり返り、イルミネーションが一層きらきらと映えます。


↑前回に引き続き今回も宿泊することにした、駅にほど近いお宿”ラ・ロカンディエラ”。
オーナー女性のシルヴィアがちゃんと覚えていてくれました。
いちいち階下の入り口扉でインターフォンで開けてもらわないといけないという不便さがあり、ちょっと迷いましたが、1泊だし、この時期1泊60ユーロだし〜。
でも、たった1泊なのに1番広いお部屋にしてくれて、なんか申し訳ないぞ・・・(汗)
エキストラベッドまでついてるので3名まで泊まれます。でも、シャワーがガラスブースじゃなくてシャワーカーテンで囲ってるタイプなのがちょっと・・。(カーテンに雑菌がついたような臭い匂いが嫌い)
次に利用するときは、前回の部屋指定にしよっと。

 La Locandiera
  Via della Scala 48
  tel: 055-0935392   http://www.la-locandiera.com/

明日はローマに向かいます!