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<第35回 ピアットウニコ(盛り合わせ料理)にポレンタを使って> (2009/06/01) <バックナンバー>

Polenta(ポレンタ)という名前を聞いたことのある方も多いことでしょう。 イタリアの北部で昔から主食として食べられていた、とうもろこしを原料として砕いた粉を塩とお湯でゆっくり混ぜて練り上げたものです。黄色のその色合いは可愛らしく、今では主食としてではなく、様々なレシピの元、前菜や付け合せ等に使われています。
元々イタリア北部では、煮込み料理の付け合せとして、マッシュポテトやライスの代わりに重宝されていました。一般家庭で毎晩フルコースのイタリア料理を食べることはありません。Piatto Unico(ピアット ウニコ)と呼ばれるイタリア料理の盛り合わせ、その一皿の料理で一食分を賄うという食べ方が多くの各家庭にはありました。日本のカレーライスのようなものですね。 その代表的な食べ方として、肉や魚の煮込み料理にこのポレンタを添えて、満腹感を得る一皿としていました。日本のネットショッピング等を見ても、ポレンタの粉は普通に出回っているようです。じっくりと昔からの方法で1時間弱練り上げるものから、インスタント処理をしているため数分で出来上がるものまで種類も様々。練り上げたアツアツのポレンタにゴルゴンゾーラなどのブルーチーズをのせて、溶け始めたものを食べたり、型にはめて冷やし、スライスしたものを油で揚げたり、グリルしたりと使い方も自在です。
今日は、さらに日本でも簡単に手に入る「イカ」をトマトと赤ワインで煮たものに添えたレシピをお届けします。

<材料> 4人分 <所要時間> 約15分(煮込み30分を除く)
・ポレンタ 200g(練り方はご購入の物の作り方にあわせてください)
・イカ 1kg(冷凍、イカリングでも可)  
・トマト缶(角切り)1缶
・にんにく1片 赤唐辛子 1本  
・月桂樹の葉 2枚 
・赤ワイン 1カップ  
・パセリ 適量  

1) ポレンタを作る。

2) イカを輪切りにする。足がある場合には適当に切る。内臓は捨てる。

3) つぶしにんにくと赤唐辛子、月桂樹の葉をフライパンにいれ、オリーブオイルでゆっくり炒め、赤唐辛子は取り出す。
4) 3)にイカを加える。強火で一気に火を通し、赤ワインとトマト缶を加えアルコールを飛ばす。弱火にして、30分ほど煮る。
5) にんにくと月桂樹の葉を取り出し、パセリのみじん切りを加え、ポレンタに添える。

煮込んでいる30分の間にポレンタを作ると時間短縮に。ポレンタは作りおきができますので、これからは、ご飯やパスタやポテトの代わりにご家庭の主食の1つにしてみませんか?

                             
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