■<18/Febbraio(2月）/2003> a Firenze＜2003年2月18日（火）＞
今回の渡伊は、3泊5日の強行スケジュール。うーん、やっぱりきつかったぁ....
訪れた町は、フィレンツェとヴィチェンツァとミラノ。それぞれの町で人に会うのが目的だったので、非常に駆け足となりました。まずは、10月にホームステイでお世話になったニーデとルチアに会いに、フィレンツェを訪れます。
今回のエアーはエールフランス。成田発21：55でパリ4：30着のフィレンツェ9：15着という、出発前と到着後が有効に使えるスケジュール。ただ、1日仕事した後に飛行機に乗って、更に18時間後にイタリアに着くので、さわやかな朝陽を受けるに忍びないくらい体が臭う気がするのにはちょっと閉口しますが....
定刻にフィレンツェ空港に到着し、TAXIで直接ニーデのお家へ。
窓の外の風景は、いつもフィレンツェに来るときとなんら変わりはないのですが、”会いに来る人”がいるためか一層懐かしい感じがします。”YOKO！””NIDE！”4ヶ月ぶりの再会ですが、なんだか昨日会ったばかりのような近しい感覚。うれしい...
半日分しか時間がないので、今回は買い付けのみで観光はニエンテ（なし）！
せっかくなので、ガイドブックに必ず登場するイノシシの像を記念に。
皆がなぜなぜする鼻の部分はピカピカに光っています。この像のあるメルカートは16世紀に作られた大きな柱廊のある老舗の市場で、フィレンツェにたくさんあるメルカートの中でも存在感たっぷり。
フィレンツェらしいお土産物であふれています。
右写真は、85チェント（セント）ショップ！いわゆる100円ショップです。へ〜〜っと思いながら店内を見て回りましたが、ちゃっちいのと品揃えもまだまだ。日本の100円ショップ、恐るべし。
2月にイタリアに来るのは3度目で、トスカーナ地方だと割と暖かい印象があるのですが、今年のイタリアの冬はヨーロッパ全体の寒波から来る冷気でとても寒いそうです。ほんに、風が身を切るように冷たかった....
夜、ルチアにも再会。夕食のため、そのままルチアの家に向かいます。
場所は、チェントロ（中心街）からクルマで10分ほど行った所にあるアパルタメントの最上階（3F）。
ルチアも1人暮らしなのですが、十分すぎるくらいグラ〜ンデ（広い）！
目を引いたのが上写真のカワイイ暖炉。この暖炉があるリビングには小さなテレビとソファと、いかにも先生らしい書物がずらり。
モダンな照明とレトロな掛け時計。参考にしたいさりげないインテリアがあちこちに....
そして、最上階ならではの特権で、ルチアのお家はメゾネットタイプ。屋根裏風の低めの天井のフロアも、書斎にベッドルームに洗面室と快適なスペース。そして、このフロアにも小さな暖炉と、なんとピザ用釜焼き（あぁ、写真撮ったと思ったんだけど...）までありました。いいな、いいな♪
ダイニングキッチンもゆったりとしたスペース。さぁ、再会を祝してサルーテ！チンチン（乾杯）！
メニューは、ラビオリのポモドーロソースから始まって、インゲン豆の煮込み、ガンベロ（エビ）の煮込み、漁師風鶏肉料理とてんこ盛りの盛りだくさん。どれもとってもブォーノな中で私の1等お気に入りは、最後のドルチェ、フリッテッラ ディ リゾ。ドーナツのような揚げ菓子なんだけど、中はライス。リモーニ（レモン）の香りが効いてなんともブォニッシモ！このフリッテッレには様々なカタチ、味があってイタリアの2〜3月に各地で賑わうカルネヴァーレ（カーニバル）のためのお菓子なんだそうです。
(*事情により、ルチア宅の写真はすべて削除しております・・）
▲今回のニーデ達へのお土産は、銀座くのやで求めた桜柄のタオルと香りのカード、あとは雑貨屋さんで見つけた日本の花を型どったミニキャンドルと、そしてほっかいろ！日本人のステイを大勢迎えるニーデ達には既に馴染みもあるようで、「あったかくてうれしいぃ！」と喜んでくれました。もちろん、肌に直接貼ってはいけないのよっと使用上の注意は忘れずに。
翌朝、私の出発の前にニーデは出勤しなければならず、ちゃんと朝食を用意して行ってくれました。
今度はいつ会えるかなぁ....全然イタリア語上達してなくてがっかりしたかなぁ....
ニーデ、ルチア、いつもほんとにありがとう！
Vi ringrazio di tutto cuore!
A presto!
（心から感謝してます。また近いウチに！）
*Firenzeの過去の旅はコチラ！2000年7月、2001年10月、2002年4月、2002年10月
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〜イタリアが大好きな方へ〜
