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番外編・ファミリーツアー旅行記Z a Milano <2003年5月15日>

最後の最後まで良いお天気に恵まれて、ほんとに感謝。
ホテルの朝食は、今までイタリアでは体験したことのないオーダータイプ。フルーツやジュースの種類も豊富で、ついつい食べ過ぎてしまいそう。

本日のプランの最初は、やはりここ。レオナルド・ダ・ヴィンチ「最後の晩餐」のサンタ・マリア・デッレ・グラツィエ教会でしょう。4年前に修復を終えて以来、予約制になったので、日本から電話で予約をしておきました。
実は私は今回が3度目。最初は10年前で、ちょうど修復の真っ最中で、当時は予約なしでしたがその分待ち時間も長く、しかも絵もほとんどはげ落ちていて暗くてよく見えず、レスタウロ(修復士)の手元ばかりを興味深く見つめていた覚えがあります。2度目は、ちょうど修復が終わって間もない頃で、それは鮮やかによみがえった美しい壁一面を見て、思わず声にならない感嘆の声をもらしました。あれから4年。少し色味がくすんだようにも感じましたが、食堂の壁に描かれたとは思えない神秘的なこの作品に、改めて胸を突かれる思いでした。15分ごとに入場制限があるのですが、時間によっては英語でのガイドが付き、その場合は、入場料1人6.5ユーロに3.25ユーロが追加されます。あと、予約料が1人1ユーロで計10.75ユーロ。まずまずのお値段。英語のガイド付きか否かは予約時に説明してくれます。

▲いつも、「最後の晩餐」のある教会付属の修道院を出るとさっさと帰ってしまっていたので、情けないことに教会の後陣がこんなに美しいと初めて知りました。中庭も、優雅でとても素敵です。

▲スフォルツァ城のあと、ミラノと言えば忘れていけない”中央駅”へ。神殿を思わせる迫力ある外観と構内のガラスの美しいアーケードに、口をぽっかり開けて見上げる母達。そして、これも外せない、ドゥオーモの屋上。ファサードは相変わらず修復中ですっぽりと巨大なカバーがかかっていて、見せてあげられなくて本当に残念。全て終わるのにあと2年くらいはかかるそう。これだけ大きな建築物だもの、しょうがないわねぇ。。頂上では、間近に見る尖塔たちのレースのような繊細な細工にみんなしばし見とれてました。しかし、お天気が良すぎて日向ぼっこにはちと暑い....

▲お菓子屋さんのウィンドウにディスプレイされていた、ACミランとインテルのケーキに思わず撮影。ケ ベッラ(なんてきれい)!右写真は、パニーニやドリンクの露店の脇に出ていたメロン(?)のディスプレイ。なんとも涼しげ。

私と夫だけ一足先にミラノに入った日、ランチで食べたアスパラジ(アスパラガス)。この季節によく見られる、卵料理との組み合わせの一品。
旅の最後を締めくくる記念すべきディナーは、以前1人でランチに行って、オッソブーコが激ウマだった老舗のトラットリアへ。ミラノ風リゾットがたっぷり添えられたオッソブーコは今回も感動的に美味しく、右写真のミラノ風カツレツには、皆あまりの巨大にびっくりするも、ペロリンチョと平らげてました。シルベスタ・スタローン似のカメリエーレもとてもシンパティコ(感じが良い)で、味、値段、サービス、雰囲気全てにおいて、これからもぜひ贔屓にしたいお店です。
Antica Trattoria della Pesa
Via Pasubio, 10

こうして、10日間のファミリーツアーは無事幕を閉じました。
最初の取り越し苦労や不安はどこへやら、「本当に楽しかった、ありがとう」と言って喜んでくれている親達の顔を見ては、行って良かったと心から思っています。手前ミソごとでほんと恐縮ですが、最後までご静聴(?)ありがとうございました。

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