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<18/Febbraio(2月)/2005> a Assisi e Firenze <2005年2月18日(金)>

5時半起床。外はまだ闇。6時半頃フロントに降りていくと真っ暗で誰もいない....
しまった、ちゃんと昨夜一言言っておかなきゃいけなかったぁ.....
申し訳ないなと思いつつ、カウンターに置いてあったベルを鳴らして仮眠中のスタッフを起こし、出入り口を開けて頂きました....。
ひっそりという音が聞こえてくるかのような静かな薄闇と底冷えの中、特別に用意された舞台に酔いしれるように、1歩1歩サン・フランチェスコ教会に向かっていきます。
広場側から入っていくと、美しいオレンジの灯が灯る回廊がより幻想的に浮かび上がっていました。聖堂の下部は既に6時から開いていて、中には守衛さんらしき人が1人。ただ、例のテレビ撮影のためか、ほとんどの範囲が柵で囲われており、壁画等へは一切近づくことができず。しかも、昨日からあさってまでは上階のジョットの絵も見られなかったって!危なかったぁー。

▲聖堂全体がよく見える位置にスタンバイして、空のグラデーションの変化との1ショットを楽しみます。じっとしてられないくらい寒いけど。相変わらず変なぞうさんオブジェが並んでます。あー不似合いだ。
右は、町の一番低い位置にあるサン・ピエトロ教会。たっぷりと広い広場を抱えてドゥオーモにも負けない存在感を放っていました。こんなに小さな町なのに、大きな教会がほんとに多いこと!
朝食を取りに戻り、7時半にチェックアウト。一昨日ここまで乗っけて来てくれたあのおじいちゃんタクシー、ちゃんと迎えに来てくれるかしらん....と、かなり心配して待ってましたが、何と約束の5分前には来てくれました。そして駅へ向かう途中も、横に長く伸びたサン・フランチェスコ教会の全貌が見える頃、また「サン・フランチェスコ〜」と指さしで教えてくれました。うん、一昨日も聞いたよ。しかもここにいたんだから、もう行ったよ。と、心の中で思いながら、「とてもきれいな教会でしたよ」とお礼申し上げました。


もうすっかり第二の故郷状態になりつつあるフィレンツェに到着。
前回初めて利用して、安さ、便利さ、気楽さで気に入った駅前のMAISON DE CHARMEにチェックイン。前回は、ピッコロピッコロな(小さい小さい)シングルルームでしたが、今回は1泊だけなのにこんなに広いツインルームに!シャワーもちゃんと仕切があってうれしいな。
MAISON DE CHARME
Largo F.lli Alinari,11 http://www.maisondecharme.it/
プランツォ(昼食)に入った、ワイン屋さんで奥のスペースで食事もできるI Vinaino。地元民でかなり賑わっていました。クロスティーニ2種類と豚ヒレのグリルとワインちょっととカッフェで締めて12ユーロ(約1,700円)。とにかく安くて気軽に食べられてなかなかいいです、こういうお店。もっと開拓しよっと。
▲やっとお化粧直しが終わったヴェッキオ宮殿。堂々っぷりに磨きがかかったかしら!? 右は、何かのパレード。こういった時代衣装を身にまとっての行進行事を時々見かけます。他に、今回のフィレンツェで特に気付いたことの1つは、中央市場に日本人の店員さんがすんごく増えたこと。食材屋さん4〜5軒で見かけました。しかも女性のみ。中央市場は特にお土産の買い物に便利でよく雑誌やネットでも紹介されているので、日本人観光客向けにニーズも高まってるのでしょうね。あともう1つは、インターネットポイントが激増してます。留学生、短期滞在者のニーズからか、地元民自身のネット利用増からか、かなりの盛況ぶりでした。

夜はニーデに、ルチアと共に夕食のご招待を受けました♪
ちょうど、日本から家庭料理を教わるためにホームステイに来ていた男性が1人いて、イタリアは初めての彼は到着してまだ間もなく、私も通訳するにはほど遠いレベルで、何だかしっちゃかめっちゃかな面白い宴でした。
ニーデのテーブルセッティングはとってもブラーヴァ!からし色のテーブルクロスにアメリカで買ったという中国製の食器で、すっかりジャッポネーゼな雰囲気に。
ひよこ豆とfarroというスペルト小麦を煮た一品に、豚肉と野菜のパン粉焼き、インサラータ(生野菜サラダ)、パプリカのマリネ.....と、美味しい家庭料理に大満足。不思議な会話のオンパレードもいと可笑し。ドルチェは、彼が担当したズコット。いきなり美味しくてちょっとびっくりでした。

animataでご紹介しているニーデとルチア宅でのホームステイは、ご紹介したお客様に大変喜んでいただいております。お部屋の様子やステイの内容詳細はコチラに。ぜひ、フィレンツェで”暮らすような旅”を実現してみませんか?
▲翌朝、11時過ぎのミラノ行きの列車に乗る前にちょっとだけ散歩。サン・ロレンツォ教会にくっついて建つメディチ家礼拝堂に入ってみました。この礼拝堂のクーポラは、まだフィレンツェに来たての頃、よくドゥオーモのクーポラと間違えて目印にしてしまい、激しく迷子になることが度々ありました。作った人が同じだから無理もないよねっ、なんて全然言い訳にならないか.....。。右写真は、行列が絶えない礼拝堂の入り口側。教会の反対側にあります。
メディチ家礼拝堂の中の、更に、その名も君主の礼拝堂。広々とした堂内の床も壁もふんだんに大理石や貴石が使われ、調度品も豪華絢爛。さすがメディチ家、権力の大きさが伺えます。がしかーし、八角形の壁ほとんどがレストア中で、正面の棺とクーポラしかちゃんと見えましぇーん。
中央駅前から伸びるナツィオナーレ通りの終点辺りにたまたま出たら、大きな広場があり、そこでアンティーク市が催されていました。へ〜、知らなかった〜。お店の数も品揃えも多く、かなり興味を引かれましたが、列車の時間が刻々と迫り、今回は断念。

これからミラノに向かいます!

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