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<19、20/Febbraio(2月)/2005> a Milano e Vicenza <2005年2月19、20日(土、日)>

11時14分フィレンツェ中央駅発のユーロスターに乗り、14時過ぎにはミラノ中央駅到着。最近クセになってるMy特等席で2時間半の長旅もへっちゃらりん♪My特等席というのは、ユーロスターの各車両両端にある1人席。自販機で購入する際、好きな席も予め予約できるので、大きな荷物を持っての移動の時は、空いていれば絶対確保するようにしています。まぁまれに、特等席(とは私が呼んでるだけですからネ)を予約したのに車両ど真ん中だったりすることもあるので、信頼度100%ではないですが(笑)。
今回のお宿は、ドゥオーモから徒歩5分という好立地にあるホテル・グラン・ドゥーカ・ディ・ヨーク。 昔っから「歩き方」にも載っているので、日本人にも馴染みのあるホテルではないでしょうか。実はココ、2000年1月に初一人旅で、しかもミラノだけの滞在で3泊泊まった思い出深いホテルなのです。 急にノスタルジックな気分になって、今回予約してみたというわけです。確かあの時は、エントランスや朝食用のダイニングは、陽が入らずとても暗く淋しいイメージを持ったものですが、少しリニューアルしたのかすごく洗練された明るい雰囲気になっていて少々驚き。コンシェルジュの方達は、今も昔もシンパティチ(親切)です。
しかも、お部屋の快適さにも感激!確かあの頃は、あまりの部屋のちっこさに、一人旅の心細さやら真冬の寒さやらミラネーゼの冷たさ(と感じてしまった)も加わって、一層陰鬱に感じたものです。

▲ツインのシングルユースでした〜♪更に、壁のクロスやバスルーム(うれしいバスタブあり!)のタイルなど、全体にイエローやオレンジを基調とした私好みのしつらえで、益々ご機嫌麗しゅう。MAX価格とは言えこれで1泊98ユーロはなかなかうれしい価格。地下鉄も近いしショッピングスポットもどんぴしゃだし、これからのミラノの定宿にしようかな。(朝食時、ダイニングに山積みされたお水(ペットボトル500mlサイズ)がお持ち帰り自由だったのもいとうれし。)
  HOTEL GRAN DUCA DI YORK
  Via Moneta 1/a, tel; 02-874863 fax; 05-8690344

▲夜、駐在スタッフのNAMIのお宅にお邪魔しました〜〜。NAMIのイタリアン・ジャッポネーゼな手料理に大感激!えっとえっと、左写真から....。生カルチョーフィ(アーティチョーク)とパルミッジャーノチーズのサラダに、隣の白いのがローディという町特産のチーズ。薄くスライスしていただきます。グリーンのはプンタレッラという野菜(詳細はNAMIのコラムで!)にアンチョビのドレッシングをかけたサラダ、右下が仔牛のレバーとタマネギとセージの炒めもの、これはヴェネツィア料理だそうです。中央が日本で言うところのイイダコ、のパルミッジャーノ煮、右写真が手打ちパスタ!ソースはトマトとオレガノをパン粉でグリルしたインペリアーレという名前だそうです。後、メインに、黒鯛の塩包み焼きも!どれも本当に美味しかった〜〜♪素材もレシピ自体もイタリアンなんだけど、どこかやっぱり日本的なんですよね。
ブラーヴァ、NAMI!!ごちそうさまでしたっ!(上記のうち3品のレシピはコチラへ!)

翌日は、animataのVicenzaセレクションでおなじみのMARIに合うべく、ヴィチェンツァを訪れました。そうそう、今日は朝8時から夜の8時までマイカー禁止デーのため、道がすっきすきでした。雨が少ない乾燥期のため、スモッグ問題が連日のニュースで取りざたされていました。その対策の一環です。でも、神様のいたずらかお恵みか、ちょうど朝から雨降ってました(笑)。約2時間でヴィチェンツァ駅に着き、待ち合わせ時刻まで2年ぶりのチェントロ散策に行ってみました。ちょうど日曜日のため、すべてのお店や施設は休業中。それでも、イタリア風物詩とも言える”お散歩行列””井戸端会議”に、多くの人たちが町に繰り出していました。左写真は、かのパッラーディオの代表作・バジリカ。右は、駅前に広がるマルツォ広場を横断する大きな並木道。日曜日はどこの町も一層のどかに感じます。

MARIと彼女の夫・デニスとの1年ぶりの再会。前回は途中下車して20分だけ会って嵐のように私が去ってしまったので、今回はランチでゆっくり過ごすことができました。
そして、彼女たちのお見立てで連れて行ってもらった、郊外の丘の上に立つこのトラットリア。いや高級リストランテだな。いや〜、美味しかった〜。
▲アンティパスティ アッサッジョ(前菜を少しずつ盛り合わせ)。▲デニスが頼んだ、丸ごとタマネギの中にチーズとお肉を詰めて焼いたもの。すっごく気に入ってました。
▲私が頼んだズッパ(スープ)のエビと豆とブロッコリー3種。   ▲フォルマッジョ(チーズ)色々盛り。巨大なワゴンでどどーんと持って来てくれて、好きなのを好きなだけカットしてくれます。初めて見るもの、聞くものがほとんどで、ワクワクしながらいただきました。自家製蜂蜜やジャムなどをかけると更にブォーノ!これらに合うヴィンサントがまた美味い!

ドルチェもきれい!美味しい!
日本で人気のおしゃれ系かつ美味しいイタリアン、っていう感じでした。私は、どちらかというと、イタリア臭い土着系のタイプが好きですが、たまにはこのようなお店もいいなぁ〜と感動。なんでも、シェフは日本に何度か教えに来たことがあるそうで、知る人ぞ知る有名店のようです。広い店内は、地元のお金持ちらしきファミリーたちでいっぱいでした。
1人40ユーロほどでしたから、かなり値頃感ありで満足度高し。
  TRATTORIA Zamboni
http://www.lebuonetavoledeiberici.it/zamboni.htm

ミラノに戻ると更に雨脚も強くなり.....。ずっと降ってなかったのに、ついてないなぁ〜。
明日は帰国日。夜便なので、それまで近郊の町ローディまで足を伸ばしてみたいと思います。NAMIんちでいただいたあのチーズが見つかるといいな。

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